【七人の武器屋】おススメのライトノベルその9
七人の武器屋 レジェンド・オブ・ビギナーズ! 【富士見ファンタジア文庫】著
内容(「BOOK」データベースより)
こんちは!オレ、マーガスって言います。ドラゴン棲息地帯にほど近い、このフランの街で生まれ育った十五歳。ツルッパゲの悪友・ジャンと遊んで暮らすしがない暇人―だった。昨日の夜、あのチラシを見るまでは。でも、今日からオレは武器屋『エクス・ガリバー』のオーナーの一員!!うぅ、燃えるぅ!だけど、一夜明けて出勤してみたら、なんだか様子がおかしい。…ええっ、店内にろくな武器がない!?ロコツに怪しいオーナー募集告知に引き寄せられて集まった個性豊かなオコサマ七人が、ノリと情熱で経営に体当たり。第十七回ファンタジア長編小説大賞佳作のお気楽起業ファンタジー、オープン。
それぞれ異なった思いを胸に抱きつつ、武器屋「エクス・ガリバー」に集まった
(・・・エクス・ガリバーって。)と、ともあれ。
エクス・ガリバーに集まった7人の少年少女が、
お互いに足を引っ張り合い、助け合いながら武器屋を経営していく物語。
作者はストーリーに行き詰ったら「魔法」で何でもかんでも、押し流している気がしなくもない。
主人公・マーガスの一人称で物語は進んでいき、
テンポよくあっさり読めるので、活字を読むのが苦手な人でも
おすすめしたいライトノベル。
武器屋7人のキャラクターもそれぞれはっきりしていて、是非皆さんに読んでいただきたい一冊。
何気に絵も優しい感じで大好きです。